About

Concept

menohが
できるまで。

きっかけは、父でした。私が物心つくまえから、心の病を患い、その後がんを発症。約8年間の闘病の末、亡くなってしまいました。父が61歳、私が27歳のときです。

そんな環境で育ったため、自然と健康に目が向くようになっていました。まずは、口に入れるもの。日頃食べているものは、私たちの身体にどういう影響を与えているのか。そもそも、良いものなのだろうかと気になるようになりました。周りにがんや、病気を患う人を見る度に、そもそも病気になりやすい環境にいる人が多いのではないかと疑問を持つようになったのです。

生き方と向き合う

次に、生き方について。家族や、友人、部下や同僚など、大切な人たちと真摯に向き合ったことはあるでしょうか。相手のためを想い、理解しようと歩み寄ったことはありますか。同じ、もしくはそれ以上の熱量で、“自分”に向き合ったことはあるでしょうか。自分の声にひたすら、耳を傾けたことが。私自身はどんな人で、何が好きで、何が「しあわせ」なのか。どんな人生を歩みたくて、どのように人生の幕を閉じたいのか。

私は、29歳になるまで、一度もなかったです。ずいぶん自分に鈍感に生きてきたのだな、と自分自身に「ごめんね」と伝えました。そしてゼロから、自分と向き合い始めました。だけど、今まで30年近くしたことがないことに取り組むのは、正直いうと難しく、今も修行中です。

運命の出会い

そんなとき、私は「コーヒー」と「焙煎」に出会い、たくさん助けられました。大きな焙煎器がないとできないと思っていたけれど、ガスコンロなどの火さえあれば、小さな小鍋のようなもので自宅でも簡単に焙煎できてしまうのです。それでも、100円でコーヒーが買える時代に、30分ほどかけて生豆から焙煎して、1杯のコーヒーを丁寧に淹れるなんて。それも自分のために。そんな面倒くさいこと、やる人なんているのかな、と正直そんなふうに思いながらも焙煎器を手に取り、実践。

結論からいいます、「最高でした」。生豆をカラカラと焙煎する音。だんだんと色づいていく豆。豆が爆ぜる音や、挽く際に立ち込める香り。抽出時、おいしそうに膨らむコーヒードーム。そうして辿りついたコーヒーの、口に含んだときの鼻から抜ける香りに身を委ねつつ、フレッシュな果実味の先にある苦みも堪能する。

自分のために
時間を使う

その1杯のコーヒーに出会うまでに、五感すべてを使います。コーヒーが放つ香りは、脳がリラックスしている際に出る脳波(α波)を誘発してくれることもあり、そのおかげもあってか、飲み終わる頃には頭も気持ちもすっきりしているのです。「自分のために時間を使う」という感覚も養うことができ、自分と対峙する機会にも、私はつながりました。それが今は、私のしあわせの基盤となっています。

Feature

圧倒的に新鮮な
「本物のコーヒー」
Feature

市場などで滅多に出回ることのない、新鮮なコーヒー豆。「今までコーヒーが飲めなかったのに、これだと飲める!」というリピーター様も多数いらっしゃいます。グアテマラ現地で「最高等級」を獲得した、良質で希少なオーガニックコーヒーをご堪能ください。

Staff

  • 代表

    まめ舞

    Mame Mai

    闘病生活や、父の死を経験し「私たち家族のような人たちを少しでも減らしたい」という想いから、menohは誕生しました。日々の生活に忙殺されそうなこの世界で、少し立ち止まり、自分自身や大切な人との時間をつくりだすこと。コーヒーを通して「自分のために時間を使う」という感覚を養うことで、今まで以上に自分や周りをかえりみて、大事にできる。それがしあわせにつながると、本気で信じています。私がコーヒーから得たものを、少しでも皆様にお伝えできたら大変嬉しいです。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。ご縁に感謝いたします。

  • スタッフ

    まこ

    Mako

  • スタッフ

    ゆき

    Yuki

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